て送る場合に適している。後者は生産量の多いロット生産、連続多量生産の場合に適している。 生産管理、在庫システムをコンピュータ化している場合は、送付伝票、前進伝票は省略されコンピュータ端末機の入出力処理により進度管理が行われている。 (?法〕称牢浜?聞??浜?ヒ 余力管理とは、各職場、各作業者についての負荷(手持仕事量)と進行状況を調査し、人、機械設備の現有能力と比較対照して、現在どれだけの余裕又は不足があるかを検討し調整することである。 余力調査の結果、?負荷過剰又は生産能力不足の場合は、残業、他職場からの応援、臨時作業者の採用、外注の利用並びに生産計画の変更を行う。特に納期が間近になった小日程計画の段階で負荷過剰、生産能力不足の結果が出た場合、これらの対応策を速やかに取り、品質面には十分に留意する必要がある。?負荷不足又は生産能力過剰の場合は、余力仕事量を把握し、仕事の繰り上げ対策、内外作の変更を行う。特に負荷不足(仕事量不足)の場合、大日程計画を検討し、各職場の余力人員のバランスを考慮し、配置転換、相互応援のための技術収得研修、間接作業を計画する。 〔特に留意すべき事項〕 ○工程を大・中・小日程に分けて計画し、実施面でのづれが出た場合は、早い時期に修正できるよう、システマティックに運用すること。 5.2.2 作業管理 作業管理は、生産管理の中でも最も基礎的なものである。すなわち、生産管理の大部分の管理方法は作業管理をもってその基礎としている。 たとえば、工程管理は作業管理を前提とし、作業管理は工程管理によってその完成をみる。すなわち、各工程の作業に必要な標準時間がなければ工程管理の工程計画も、これをもとにした日程計画もできない。 また、品質管理を実施するためにも、まず工程管理によって仕事の流れが統制されるとともに作業管理によって作業の標準化が行わなければならない。この基礎によって、品質管理が実施されるならば作業条件の変動による品質への影響が容易に把握され、作業管理がさらに高度化されるとともに、それに応じて品質の水準も向上することになる。 作業管理においては次の事項を適切に実施する。 ? 作業分配、指示の適正化 ? 作業標準の確実化 前ページ 目次へ 次ページ
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