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に関する世界共通の環境マネジメントに関する国際規格としてISO14000シリーズが採用された。
? このISO規格は、環境汚染防止対策の大気、水質、土壌などの環境を汚染する物質や廃棄物の発生を抑止することがであるが、各汚染物質の量的規制をすることは各国の技術、経済等のレベルの差があるために一律に決めることが困難である。ISO規格は量的な規格は各国に任せることとし、各国の企業が独自に取り組める環境マネジメントシステムを国際規格として採用した。
? 要約すれば、組織が大気、水質、土壌、天然資源、生態系等にかかわる環境方針を計画し、達成し、維持・管理するための、当該組織の体制、言十画、活動、責任、業務、手順、プロセス、資源等の全体としての環境マネジメントシステムに係わる規格である。
? さらに環境監査、環境ラベリング、環境パフォーマンス評価、ライフサイクル、アセスメント等の規格を総称して「ISO14000シリーズ」という。これに準拠して環境JISが制定され普及が図られることとなり、製品、サービスを供給する事業活動に大きな影響を及ぼすことになる。
? この規格のなかでISO14001は環境マネジメントシステム−利用指針つき仕様−は第3者機関による審査登録を得るために備えなければならない規格である。
「環境」「品質」と分野は異なるがISO9000シリーズのISO9001〜3な相当し国際的にもISO9000シリーズの枠組みが活用されており、ISO9001とISO14001とは多くの技術的な相互関連事項が存在している。

 

 

 

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