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2.2 認定事業場の品質保証政策
企業経営において経営戦略や経営戦術を決定してゆくための基本的な要素は品質コストの影響力である。 この品質コストは付加価値経営の運営を大きく左右するばかりでなく、企業の将来における成長発展を決める重要な要素となっている。 従って、この品質コストを管理していくためのスタッフの役割は重大であり、高度な、そして専門的な知識と能力が要求されることはいうまでもない。 品質管理スタッフにとって最も必要な要件は、常に問題意識をもち、迅速に問題点を解明し、把握し、解決して、なおかつその対応策を計画し実施できるところの総合能力、責任感、使命感をシステム的思考で、機能的に発揮することではないかと考えられるが、関連する経営計画全般のあり方を体系的に述べると次の通りになる。 ![011-1.gif](../images/011-1.gif)
(1) 品質保証政策の方向 品質保証政策は企業により種々の方策に変わるものであるが、企業の経営方針や経営計画にもとづいて具体的な活動方針が決定し、より独創力に富んだ体制の確立が図られる。 一般的な品質保証制度として次の事柄が必要である。 a. 品質保証制度 b. 品質保証のための人的要件 c. 品質保証のための技術的標準 d. 品質保証のための基準と技法 e. 保証品質の評価 f. 品質保証のための教育体系 前ページ 目次へ 次ページ
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