5.2.4 主機関運転データの全体把握分析
「5.2.1燃焼状態の把握分析」『5.2.2ピストン・シリンダライナ摺動部の状態把握分析」
「5.2.3クランク軸等回転部分の状態把握分析」は個々の部位を対象としているが、これ
らのセンサからの情報も含めて続合化した「主機関運転データの全体把握分析」を考える。
コンピュータを利用し、以下の機能をもつこととする。
?CRTの利用
?モニタリング・診断・予知機能があること
?陸上試験、海上試運転のデータとの比較表示
?舶用特性上の現在の運転点の表示
?トルクリッチの判断ができること
?機関プラントのミミック表示
?データは数値型の表現ばかりでなく、アナログ計器型でもCRT上に表現する
?データを棒グラフ、折れ線グラフ等の分かり易い表示にする
?各種データの時間的な変化が分かるトレンド表示
?馬力または馬力に代わる数値の表示
?燃料消費量、回転数演算等の演算機能
?データの蓄積、検索が容易にできること
?推論技術(エキスパートシステム、ファジ理論等)の利用
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