舶用工業の現段階の活動としては、「CALSの現状を認識し、現時点で実施しておくべき事項は何か」を基本として、構成要素技術の進展を見据えつつ、CALSがどの方向に動いたとしても確実に基盤となる要素技術、文書規格(SGML)、画像規格(IGES)、製品モデル規格(STEP)やコンピュータネットワーク技術の習得・実践(特にイントラネット)、データベースの一元管理と運用を図るPDM(Product Data Management)の構築、そしてBPR(Business Process Re-engineering)の推進が不可欠である。