2.2.2.3 調査結果の考察

?回答率：回答率50.5%は、これまでの同様の調査と比べても高い回答率である、。業種別、企業規模別（従業員数）の回答率を図2.2.24に示す。業種間でのばらつきは少ない。企業規模では49名以下と250〜299名での回答率が低い。

図2.2.24 回答率

?考察

1）企業規模と専業度（設問1.1、設問1.2）：業種と企業規模で、専業度を見ると、エンジン、航海計器・制御機器、電気機械・ポンプでの多角化が進んでいる。甲板機械、プロペラの専業比率が高い。規模別では、Aグループにおける専業化は非常に高い。舶用工業の特徴をはっきりと見て取ることができる。

2）企業の情報化に対する意識と対応について（設問2.1〜設問2.3）：情報化に対する考え方、取り組み状況を把握すると設問のフローは、以下の通りである。

前ページ　　　目次へ　　　次ページ