12.3.3フレームマーキングを作成します。 (1)フレームマーキングを作成するためのツールとして大きく分けて次の3つのツールが用意されています。まず、平面との交差によるマーキング位置指定。次に、ガース長さによるマーキング位置指定。最後に、ある直線・曲線を投影してマーキング位置指定があります。フレームマーキングは、ストリンガーだけでなく、シーム、ロンジフレーム、カントフレーム、その他、フレームに何等かのマーキングを作成したい場合や、切欠き形状を作成したい場合に作成します。 (2)[Plane(平面)]メニューの平面との交差によるマーキング位置指定とは、[Constant Half-Breadth(一定幅)]メニューのバトックラインや[Constant Height(一定高さ)]メニューのウォーターラインのような直平面との交差や、傾いた平面との交差によって位置を指定することです。傾いた平面は、[Tilted Plane-Two Points(2点指示の斜平面)]メニューによる3つある軸平面に対に対して2点を指示して作成される面、[Tilted Plane-Three Points(3点指示の斜平面)]メニューによる3点を指示して作成される面、[Tilted Plane-Point&Angle(1点&角度指示の斜平面)]メニューによる1点と角度を指示して作成される面が用意されています。 (3)[Girth(ガース)]メニューのガース長さによるマーキング位置指定とは、[Constant Girth from Bottom(下からのガース長さ)]メニューの下から(中心から)のガース長さによる指定、[Constant Girth from Top(上からのガース長さ)]メニューの上からのガース長さによる指定、[Proportional Girth(割合値)]メニューのガース長さに対する割合値による指定です。 (4)[Projection(投影)]メニューの投影によるマーキング位置指定とは、前もって作成しておいた直線・曲線を軸平面方向に投影して位置を指定することです。[Plan Prdection(平面投影)]メニューの平面図における投影、[Profile Projection(側面投影)]メニューの側面図における投影、[Body Projection(正面投影)]メニューの正面図における投影が用意されています。 (5)フレームマーキングを作成したら、[File(ファイル)]−[Save Cutout Marks(マーキングを保存)]メニューをクリックした後でファイル名をキー入力して指定し、[OK]ボタンをクリックして保存します。
前ページ 目次へ 次ページ