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2−2 漁船建造数の推移

2−2−1 船型別建造許可隻数

長さ10m以上の船型別建造許可数の推移をみると、急速な減少をたとっており、特に、平成2隼以降はその傾向が極めて顕著である。船型別には10トン未満の小型漁船がほとんどを占めている。

船型別漁船建造許可隻数の推移

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2−2−2支庁別・道内外別建造許可隻数

平成7年の長さ10m以上の建造許可隻数135隻の内訳を支庁別みると、渡島管内が最も多く34隻、次いで、網走管内が27隻、胆振管内が15隻となっている。

建造地の道内外別では、道内建造が110隻(81.5%)、道外建造が25隻(18.5%)となっている。特に目を引くのは、網走管内の27隻のうち過半の14隻が道内建造となっていることである。

また、船型別にみると、10トン未満はほとんど道内建造であるが、10トン以上の漁船の過半は、道外建造である。

支庁別・道内外別の建造許可の状況(平成7年)

単位:隻

  石狩 後志 檜山 渡島 胆振 日高 十勝 釧路 根室 網走 宗谷 留萌 合計
10t未満 道内 2 2 9 30 13 4 3 11 2 7 10 5 98
道外     1 2 2       2 4     11
10t以上 道内       2       1 3 6     12
道外                 2 10 2   14
合計 道内 2 2 9 32 13 4 3 12 5 13 10 5 110
道外     1 2 2       4 14 2   25

2 2 10 34 15 4 3 12 9 27 12 5 135
資料:北海道水産部「北海道漁船統計表」

 

 

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