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 (1)Stavovy&Chuang5)の方法 
 Chuangは一様な楔形底面を持つ柱状体の着水実験を行い、2次元の裸形模型の水面衝撃実験の結果と合わせて、衝撃圧係数の実験式を導いた。さらに、ChuangはStavovyとともに、3次元の衝撃水圧を求める手法を提案し、この方法による衝撃水圧がChuangの柱状体の着水実験とよく合うことを示した。 
 以下にStavovy&Chuangの3次元の衝撃水圧の計算法を示す。(図−11) 
 船体が水面に突入する場合に生じる衝撃圧は、次式に示すように船体の表面と波の相対速度、両者のなす角により求められる。ここで係数K1は実験式により求められ、ξの関数として与えられている。この計算法の中には、速度ベクトルの操作や滑走圧の導入等において若干の混乱も見られるが、衝撃水圧の部分に注目すれば、大きな誤りはないと思われる。 
 
   
  
  
  
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