5.3.8 上部構造物
上部構造物囲壁及び頂板は、甲板荷重P2に相当する等分布水圧を受ける周辺固定のパネルとし、安全率1として計算したものを標準と考えてよい。
板厚tは次の算式によって求める。
スチフナの断面係数Zは、両端支持とし、安全率1として計算したものを標準とする。
Z=1250P2a2b/σ、(cm3)
上部構造物頂板であって、乗員・旅客等の交通又は作業の場となるときは、上甲板に準じた構造とする。
頂板上などにある装置の整備作業のためにのみ乗る頂板は、踏むべき位置を指定してその部分のみに剛性を持たせる構造とすることができる。
表5.43.(1)〜(4)に実例を示すtc、Zcはそれぞれの要求値である。
(t/tc)2、Z/Zcは、それぞれの部材の耐え得る等分布荷重のP2に対する比に相当する。この比が1以下になる例があるが、損傷は認められない。
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