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表5.37(1)船首隔壁

  D t1 t2 ts ts/t1 ts/t2 Ze Zs Zs/Ze
魚雷艇5 3.75 0.39 2.32 3 7.69 1.29 21.6 6.2 0.29
魚雷艇4 3.4 0.77 2.21 3 3.90 1.36 23.5 8.5 0.36
巡視艇3 3.31 0.25 2.18 3 12.0 1.38 18.1 24.3 1.34
救難艇2 3.3 0.31 2.18 3 9.68 1.38 10.4 6.2 0.60
巡視艇2 2.7 0.2 1.97 3 15.0 1.52 8.3 6.2 0.75
交通艇1 1.9 0.39 1.65 3 7.71 1.82 4.73 14.1 2.98
あらかぜ 2.0 0.16 1.70 3 19.2 1.77 2.31 8.7 3.76

表5.37(2)一般の隔壁

  D d t1 ts ts/t1 Ze Zs Zs/Ze
魚雷艇5 3.75 1.26 0.26 3 11.5 11.8 6.2 0.53
魚雷艇4 3.4 1.11 0.45 3 6.67 14.8 8.5 0.57
巡視艇3 3.31 1.16 0.15 3 20.0 12.7 24.3 1.92
救難艇2 3.3 0.9 0.15 3 20.0 8.4 6.2 0.74
巡視艇2 2.7 0.98 0.14 3 21.7 14.5 6.2 0.43
交通艇1 1.9 0.77 0.32 3 9.40 3.83 14.1 5.68
あらかぜ 2.0 0.56 0.15 3.58 23.9 4.17 9.0 2.16

 

位置の応力に対しZを求める。

水平桁のない隔壁の立防撓材の断面係数Zは次の算式で算定した値以上とする。

Z=cshl2/σ2(cm3

c:両端支持に対し 84

両端固定に対し 31

上端支持下端固定に対し 43

上端固定下端支持に対し 60

S:立防撓材の心距 (m)

h:隔壁板におけるh (m)

l:防撓材の支点間の全長で、その端では固着部の長さを含む(m)

σb:使用材料の破断強さ(kgf/mm2

固定とは、その防撓材と同程度以上の隣接面内防撓材との肘板固着であって、肘板と防撓材とのラップの長さはlの1/8以上ある場合をいう。

暫定基準においては、三角荷重の両端支持と固定の二つについてそれぞれ最大曲げモーメントに対して、安全率を1.5として塑性断面係数を規定している。

 

 

 

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