表5.37(1)船首隔壁
表5.37(2)一般の隔壁
位置の応力に対しZを求める。
水平桁のない隔壁の立防撓材の断面係数Zは次の算式で算定した値以上とする。
Z=cshl2/σ2(cm3)
c:両端支持に対し 84
両端固定に対し 31
上端支持下端固定に対し 43
上端固定下端支持に対し 60
S:立防撓材の心距 (m)
h:隔壁板におけるh (m)
l:防撓材の支点間の全長で、その端では固着部の長さを含む(m)
σb:使用材料の破断強さ(kgf/mm2)
固定とは、その防撓材と同程度以上の隣接面内防撓材との肘板固着であって、肘板と防撓材とのラップの長さはlの1/8以上ある場合をいう。
暫定基準においては、三角荷重の両端支持と固定の二つについてそれぞれ最大曲げモーメントに対して、安全率を1.5として塑性断面係数を規定している。
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