で、まず最小厚さの強力甲板で計算し、これに所要の修正を加える方法をとり、ここに若干のゆきつもどりつがある。
これらの手順を図示すると、第3.1図のようになる。外側の円と白丸は計算段階で、内側の円と黒丸は決定段階である。この作業の後に、図面が画かれ、細かい箇所の寸法と固着(肘板、溶接)が図面の上で決められる。
3.3 鋼構造の組み方
3.3.1 圧延鋼材の形状
圧延鋼材の形状と寸法(JISG3192〜G3194による)を、第3.4図(a)・(b)に示す。(主として長さ80m未満の船に使用されるものを挙げた。)
第3.4図(a) 鋼板・形鋼の種類(寸法の単位はmm)
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