日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 技術 > 海洋工学.船舶工学.兵器 > 成果物情報

通信教育造船科講座 船殻設計

 事業名 小型造船技術講習
 団体名 日本小型船舶工業会 注目度注目度5


 

第2.19図

 
つけるような支え方を固定端といって、はりは末端では荷重がかかっても動くことができない。また、(e)、(f)のはりの右端のようなものを自由端という。
(8)式のcは、これらの条件により異なる定数で、主なはりのcの値の例を第2.19図に示してある。船体の構造部材は、弾性があるので、完全な固定端にはならないが、丈夫な大型のブラケットを使えば、固定端に近い状態が得られ、またビームのスパンが実質的に短くなる。また、荷重は、船の場合は、分布荷重が大部分であるが、集中荷重と考えて計算してもよい場合もある。
 
2.2 船体に加わる力
 
船体は縦横の部材が有機的に結合して複雑な一体の構造物となっており、また船に加わる力にはいろいろな種類があり、その性質も複雑であって、自然の猛威の中を安全に航海するためには、各部の強さをどのように決めたらよいかということになると、きわめて困難な問題である。この問題を解決するために、船に加わる力をつぎのように分類して、それぞれに対する強さを求めてから、それを総合する方法をとっている。
船体を上下にそらせようとする力
……縦方向の力
船体を横に押しつぶそうとする力
……横方向の力
船体の一部だけに働く力
……局部の力
この中でも、船の縦方向の力に対抗する強さは縦強度といって最も重要で、船全体の強度の目安となるものである。このほか、横方向の力に対抗する強さを横強度、局部の力に対抗する強さを局部強度という。また、ねじりに対抗する強さをねじれ強度といい、上にあげた三つとともに別に取り扱うこともある。船体を陸上構築物と比較してみると、船体の方は局面をなしていて内部構造もさらに複雑で
 
 
 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
72位
(32,567成果物中)

成果物アクセス数
165,223

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2020年9月19日

関連する他の成果物

1.通信教育造船科講座 船舶関係法規 学習指導書
2.通信教育造船科講座 船殻設計学習指導書 学習指導書
3.通信教育造船科講座 工場管理 学習指導書
4.通信教育造船科講座 船体工作法 学習指導書
5.通信教育造船科講座 船舶計算 学習指導書
6.通信教育造船科講座 基本設計 学習指導書
7.通信教育造船科講座 艤装
8.通信教育造船科講座 船舶関係法規
9.通信教育造船科講座 船体工作法
10.通信教育造船科講座 工場管理
11.通信教育造船科講座 基本設計
12.通信教育造船科講座 船舶計算
13.造船現図指導書
14.アルミニウム合金船建造技術指導書
15.「小型造船技術講習」の報告書
16.平成8年度OECD等国際協議への対応に関する調査報告書
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から