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れを正面図上にPLOTする。これらの点を薄手のBATTENで結び0RDINATEを順次に描いて行く、BATTENでは描けない個所には4.2.6の(2)項(a)記載の雲形定規を用いる。
(6)正面図で不都合な個所があれば修正し、これに伴うFAIRINGを半幅図と側面図についても行う。
3.1.10線図及び船体寸法表の作図(過程?V)
(1)寸法線、寸法、LINESの名称・略号を記入する。
(2)BODY PLAN(正面図)からHALF BREADTH(半幅)とHEIGHT AB0VEBASE LINE(基線上の高さ)を読み取りOFF−SETS TABLEに寸法を記入する。ただし各DkS.L.、各DkC.L.、BULWARK TOP LINE,BOW CHOCK TOPLINEなどの基線上の高さは計算値を記入する。
OFF−SETSの読み取りは、読み手と書き手の2人1組で行い、CHECKの際は半幅図からHALF BREADTH、側面図からHEIGHT AB0VE BASE LINEを読み上げる。
(3)主要項目と図面のタイトル主要項目は3.1.1記載のとおり。図面のタイトルには規格はないが一般には、

115-1.gif

第3−28図

(4)第3−29図に図面のタイトルを記入すれば、教材として使われた小型貨物船の「線図及び船体寸法表」の仕上り図となる。
参考図:在来船型と比較すると第3−6表に示す通り、優れた推進性能をもつ代表的な3船型の499G/下型貨物船の線図を第3−30図〜第3−32回として掲載した。

 

 

 

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