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グラブ内の砂利の重量を含めた重心位置が高くなるので、(2)項による遊動水の影響とともに復原性およびグラブ振出し時の船体積傾斜角度等を十分検討し、主要寸法を決定する。
(4)砂利運搬船は橋梁等の下を航行することが多いので、満潮時における船橋の喫水線上の高さ、マストや煙突等の高さについての制限を確認し、バラストタンクの容量及び操蛇室・マスト等の仕様を検討する。

 

2.6.8 コンテナ船
(1)リフト・オン/オフ・コンテナ船
(a)コンテナ積載数と速力の決定
第一は積載すべきコンテナ寸法を就航する航路の力ーゴロット、港から内陸へ接続する輸送方法等の点から十分検討する。コンナナの寸法に対する趨勢は、ISO規格の標準寸法のうち小型船に対してはID型(8’×8’×10’)に固まりつつある実情である。
第二はその航路の荷動き量、配船間隔、決定されたコンテナ寸法等から積載教を決定する。
第三はその配船間隔を何隻の船隊で計画するかによって速力が決められる。
(b)主要寸法の決定
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積付け段数はコンテナ及び内部の貨物の安全だけにとどまらず、コンテナ船自体の安全にも関する重大な問題であるから、運航者と設計者は十分協議して無理のないように決めなければならない。370総トン程度では1段積みで、積載全コンテナ数の40%程度を暴露甲板積みとするのが適当であろう。
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コンテナ積載数×コンテナ最大総重量×α=載貨重量
としてαの値を求めると1.45程度である。
載貨重量/排水量の値は0.517程度である。
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まず速力その他から選ばれたLに対して、船首の係船作業に必要なスペース、機関室の長さ、調製倉口蓋の格納スペース等を決めると、コンテナ船倉に当てられる部分の長さが得られる。そこでコンテナの行間隔寸法75mm等を見込んで積付け行教を決定する。
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コンテナ船のBは積付列数(列間隔寸法は125mmを見込む)、陸上の荷役クレーンの作業半径、甲板積みコンテナ積付けから要求される幅、甲板上の作業および交通に必要な幅等の面を検討して決定する。

 

 

 

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