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(6)重量の想定
船殻重量(Wh)=CN×Ch 艤装重量(Wf)=CN×Cf
又は(Wf)=L(B+D)×Cf1
機関部重量(Wm)=主機関重量×2〜2.5程度
機関部及び電気部重量(Wm+We)=主機出力(BHP)×0.t05〜0.t075
ただし、中・低速ディーゼル機関の場合。Ch、Cf、Cf1は類型船から求めた係数
上記重量の合計が、さきに想定した軽荷重量と大きく相違した場合は、主要寸法にさかのぼり再検討を行う。この際類型船との相違点に注意する。特に固定バラスト搭載の有無を確かめる。
2.1.2 検討段階
想定段階でほぼ設計条件を満足する計画船の諸元の見当がつけば、概略一般配置図(尺度1/50、または1/100)を1mm目の方眼紙に描きながら詳細検討と修正を繰返し、構造・艤装・法規等を考慮しながら、全体として調和のとれたものにまとめていくことになる。この検討段階で概略正面線図を描き、容積・主機関の位置・船倉形状等を確かめ、復原性能・総トン数・乾玄等について具体的な数値によって検討を行う。各項の検討に際し、着目すべき点は次のとおりである。
(1)一般配置の検討
(a)適用すべき諸法規又は船級
特に乾玄・総トン数等に注意する。
(b)艤装数
(c)甲板機械の力量
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