注)(1)溶接姿勢の記号は次のとおりである。
F:下向 V:立向 H:横向(水平) O:上向 R:裏溶接
ガン(トーチ)は前進角度を5〜15度とする。
また、立向溶接は原則として上進である。
(2)本表は耐食アルミニウム合金7種(5083)を母材とし、5183溶接ワイヤを使用する場合について示したもので、材料の種類によって溶接電流を10%以内増減し、またそれに応じて溶接速度も増減することがあり得る。
(3)アーク電圧は通常の溶接ケーブル中の電圧降下を含むが、特に長くした場合は別途にその分を加えるものとする。
(4)溶接速度はパス速度のおおむねの値を示す。1100などの溶接では若干小さくなる。
(5)溶接ワイヤの送り速度は5183に対するもので、1100及び4043では20%減、5356では約10%増しになる。