ホースをもちいて、水盛りによる。水盛りの方法は水の水平性を利用して、空間に水平饒を形成し、これを基準線とする。
水盛りによる場合は次の要領による。
○ビニ一ルホースは直径15m/m位の透明のものを使用し。中に赤インク等を混ぜた水を入れる。
○ホースの水中に、空気が入らぬように注意する。
○水面から計測点までの距離が、両者同じなら水平である。動かない点(例えばセンターガーダー)を必ず計測の基点とする。(第5.10図)511図のごとく、二つの動く点A.Cで水平計測を行うと、点A,Cは水平になっていても、水平基準点Bに比べると、必ずしも水平でないこともある。従って必ず動かない点を計測基準点としなければならない。
補機台のように小さいものの水平、傾斜は水準器、傾斜計を使用する。