用して接地する。
(a)木壁などに取付けられた機器
(b)防振ゴムで取付けられた機器
(c)防食処理を施した機器
(d)雑音防止のための接地
(e)移動用機器の接地
(f)電子機器類の接地
また最近、器具類で合成樹脂等の絶縁物でできたものなどが使用され、接地の必要のないものもある。以下に具体例を示す。
(2.1.1)自然接地(図1.64)
取付台との接触面は少なくとも取付脚の一つに対して、塗料を良く落して面を平滑にする。小形機器では菊形ワッシャーを利用した方法が採用されており、これは上記方法と同じような効果がある。この場合は塗料をはがしたりする必要はない。
(2.1.2)木壁付き機器(図1.65)
機器取付ボルト(あるいは接地端子)に接地線を一緒に締め付けて、電線と共に展張りし、最も近い電線又は電線馬、接地ボルトに接地する。