なお、許容値などの詳細は、各エンジンメーカーで決めているので、取扱い説明書などを参照してあらかじめ頭にいれておくべきである。許容値をオーバーしたまま長期間運転すると、クランクピンの切損などの大事故をひきおこすことになるので、デフレクションの計測は慎重にやらなければならない。
?D心当し作業
エンジンの水平移動は、サイドジャッキを使用する。上下移動には、エンジン付きのジャッキボルト・板ジャッキ・ウェッジのいずれかを使用する。
?Eライナ合わせ
心出しが終ると、調整ライナの計測を始める。要具としては、マイクロメーター・キャリパーあるいは特殊要具を使用する。