1.大型予備品の位置(搬入可能な位置か、また使用場所への運搬は容易にできるかなど)が適切であること。
2.床板や梯子の交通装置が十分であり、適切な配置になっていること。
3.通風路の導設状態及び吹き出し位置が適切であること。
4.近年、発電機、空気圧縮機等機関室の機器の中で、振動、騒音の主な原因とされる機器の据付けに、防振支持装置が用いられることが一般的になってきており、さらに最近のフェリー、旅客船、観測船等には主機本体にまで防振支持装置を用いて据え付けられており、この種の船では一般的になってきている。
これは、これらの機器から生じる固体音が、船体に伝播して居住区に伝わる騒音と振動を低減するために用いられている。このため、機器の据付けに面だけでなく、配管の取合い部も船体への振動が伝わりにくくするために、防振管継手を用いており、この長さを考慮して配管取合い、機器の据付け位置を決定すること。一般的に防振管継手は小口径でホース状をしており、取付に制約が多いので、十分余裕を見て、配管する必要がある。