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8.7 管用関連金物の取付け、製作要領

8.7.1 貫通ピースの取付け要領

(1)取付け位置マーキング

ア. 図面に指示された位置の中心にポンチを打つ。

イ. 指示された穴径と、座金の外周を2重にコンパスでマーキングする。

ウ. 両円とも20mm程度の間隔でポンチを打つ(円周上)。

エ. 応用動作として同径のパッキン等を利用してマーキングすることもある。

オ. 終ったらもう一度間違いないか確認する。

(2)穴あけ

ア. アセチレンガス切断器でコンパスを使って穴明けする。

(3)グラインダーがけ

ア. ガス切断の貫通穴を、グラインダーで仕上げる。ギザギザが落ちる程度に。

(4)貫通ピースの位置決め

ア. 貫通ピースを穴に挿入して、座金外周をマーキング通りに合す。(貫通ピースを穴の中心にするため)

イ. フランジの穴回りを合わす。(特記以外は穴割りは振分けにする)

ウ. 座金とフレートに隙間ができないように電気溶接で板付けする。(4点)

エ. トランス、バルクヘッド等の壁に付ける場合は座金外周線の下側に2,3カ所の仮ピースを取付けて、位置決めする。(図8.7.3)


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