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(21) ガーダー、ウェブフレームを貫通するときは船殼強度を十分チェックの上、導設すること。



8.2 ブロック艤装


8.2.1 ブロック艤装における要点

船殼ブロックの形状は設備能力によって大きさに制限があり又はブロックのストックされる場所や期間に制約が多く、艤装用のグレンや環境面なども艤装作業者の要望を満足しない場合が多い。しかしながら、ブロック艤装するからには少なくとも次の点に留意しなければならない。

(1) ブロックを搭載する際に、取付けた管が当らないように注意する。このため管をブロックの端より突出さないようにすること。(図8.2.1)


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(2) 管の取付順序を明確にしておくこと。特に風路や電路などの艤製品の下に入る管は先に取付けるように注意すること。

(3) 隣のブロックに連結する管は、特に、基準線からの寸法に注意して取付け、船内で取合いのために移動することのないようにする。(図8.2.2)


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(4) 組込管(固練管)の組込みは船内の本取付けが容易に行えるように考慮して組込むこと。(図8.2.3)


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