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インダーにて管端は直角に、エルボー及びピースなどと接続する個所はV(ブイ)開先として25°〜35°に仕上げる。

管素材は一般に定尺5,500mmであり、切断に先立ち残材(スクラッフ)ができるだけ少なくなるよう材料取りを行う。これをカッティングブランという。



4.4 曲げ作業


4.4.1 パイプベンダーによる曲げ作業


ベンダーは定置式と可搬式にわかれ、電動油圧式と手動油圧式があり、冷間で簡単に必要角度に曲げることができる。一般には竈動油圧式を用い、手動油圧式は可搬式ベンダーに使用される。

曲げ半径は3D(管径)が一般に使われており、曲げ角度の精度も良く、加工後の表面が奇日で、断面変化率も少なく大規模な管加工場において広く用いられている。

定日式には管の径の大小により2形(15mmφ)から10形(250mmφ)まである。

バイブベンダーの使用上の注意する点は曲げた後、管の弾性によりわずかであるがスプリングバックして曲げ角度が戻ること及び心金付きの大型機は管内のゴミによる管内壁の傷などである。また曲げ過ぎは戻せぬことである。



4.4.2 焼曲げ作業


焼曲げ作業は型取り、砂詰め、焼曲げ、砂抜き作業からなる。

(1)砂詰め作業

管を焼曲げするとき、管のしわ、変形、割れなどを防ぐために管内に充填材をいれるが、一般に充填材には砂が用いられる。管の一端にこう配のついた木栓を打ちこみ、管を直立させて上部より砂をつめる。砂つめ中は木槌により管の下部よりたたきながら、焼曲げ作業に耐える程度にしっかり充填する。砂がつまったら上部に木栓を打ちこむ。砂の粒度は一般に5〜10mmφ(小径の銅管の場合は0.5〜1mmφ)で川海砂利は石英粗石、酸性火山岩などを使用し、砂は使用前に十分乾燥させる。

(2)焼曲げ作業

砂をつめた管をガスバーナー(大径管は炉)にて加熱し、蜂の巣定理上に管の一端を固定して人力(大径管はウインチ)で徐々に曲げる。焼曲げによって生じたしわや扁平は当て治具によって修正する。





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