日本財団 図書館




(a)すき問は4〜6mmまで開ける。これは裏溶接不能のため当金板によく溶融させるためである。

(b)裏当金板によく膚付けする。

(c)開先面は滑らかにする。

(d)開先面内には板付しない。

(e)目違いピースを使用する。(100〜150mm間隔に)

(f)目違いがあれば膚付ピースにて目違いを直してから取付ける。



2.5 仮付ヒース取付要領


船内取付作業には、板付ピースを使用する場合が多い。安全の面からこの板付ピースの取付けに当っては、正しく確実な溶接要領で実施しなければならない。



2.5.1 溶接棒の種類


157-1.gif


2.5.2 電流の強さ


157-2.gif


2.5.3 溶接要領 (1)位置決めピース


157-3.gif


(a)ビードの長さは40mm以上とする。

(b)ビードの廻しは確実にする。

(c)適正電流を使用する。





前ページ   目次へ   次ページ

 

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION