上式の□内の数値は、計算表の?Dの合計即ちΣy・s・l=-1.990と?Bの合計
Σy・s=21.956にh=0.1を入れ計算される。
400mmという数値は、積載面積曲線が長さ方向を400mmに書かれていることを示すもので、答えの-3.63mmは400mに対して船首方向に-3.63mmということになる。
重心Gのy軸方向の求め方
上式の□内の数値は、計算表の?Fの合計即ちΣs・y2=19.085と?Bの合計Σy・s=21.956の値を入れて計算する。
ここで気が付くことは、式中でX軸方向の場合、hが使われており、y軸方向の場合は1/2となっていることである。
即ち
面積モーメントの計算は、モーメント曲線図形の面積を計算し、その1/2をとればよい。(近似計算)
1.6 排水量の計算
排水量の計算は、その船の諸性能を判断するための基本となる最も重要な計算の一つであり、従って計算結果に誤りは許されない。
この計算はなかなか面倒で、計算の途中の間違いや無駄のないように、また計算の便利さも考
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