第4章 溶接による熱影響 4.1 溶接冶金(指導書P.45参照) 4.1.1 鉄−炭素平衝状態図(指導書P.45参照) 綱は、温度と冷却速度と炭素の含有量によって著しくその性質が異なる。綱を融点まで加熟した後、極めてゆっくり冷却した場合の綱の性質の変化を示したものが、「鉄−炭素平衡状態図」である。 通常、造船用綱材として使用される綱材は、炭素(C)が約0.2%以下であるから。この含有率にツいて検討してみる。 4.1.2 各種の熱処理法 綱は、熱処理によって、その性質が非常に変化することが大きな特長で、これを利用するためにいろいろの熱処理が広く実用されている。 前ページ 目次へ 次ページ
|
|