
?脱脂作業
イ)洗浄方法:溶液槽ドブ付
口)洗浄時間:40分間
ハ)洗浄剤:水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)
二)検査:目視
?中和水洗
イ)洗浄方法:放水水洗(4?/cm2)
口)洗浄液1清水
ハ)洗浄時間:1〜2時間
二)検査:目視
?酸洗
イ)洗浄方法:槽にドブ付
口)洗浄時間:3時間
ハ)検査:2.3〜10%(平均6%)HC1(塩酸)
酸洗い液の濃度を決めたら試験片を使ってデモンストレーションを行なった方がよい。(パイプ内の錆および汚損状態により濃度、時間を調整すること。また現地入手の塩酸濃度不明のものもあるので必ずテストを行う)
?中間検査:目視
?水洗(清水):1〜2時間
?中和処理:苛性ソーダ、1〜2%のもので1〜2時間
この中和処理作業は手早く行わないと赤錆が発生する恐れがある。
?水洗(清水):1〜2時間
?乾燥
イ)方法:エアー又は熱風乾燥
?防錆処理
イ)防錆液:CeBo(セボ)#930NP−9型防錆油
メーカ:東洋薬化学工業?
口)浸漬、スプレー塗布又はハケ塗り
?密閉
イ)方法:開口部をキャップ又はガムテープで密閉する。
尚、この密閉部材は配管取付時に忘れないで除去する用十分注意すること。
(6)フラッシング
油系統配管作業完了時点において、下記基準によりフラッシングを施行し、配管系統内部の錆、繊維、溶接盾、塗料、土砂などの爽雑物を除去するとともに内部を洗浄し、機関の安全運転を確保するために行うが、次の2通りの場合がある。
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