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?電気配線がある場合には、その下側を或いは出来るだけ離した位置に配管しその配線に油のかからないようにすること。 
?おす、めすのフランジを使うことは出来るだけ避けた方がよい。フランジの合わせ面にガスケットを挿入する際パイプを充分引き離すのが困難になるからである。 
?パイプ1本々々の内部が点検できない様な形のものは更にフランジ継手を入れて分割すること。 
?エキスパンションタンクの位置はその配管系統の最頂部よりも高くすること。 
?配管の取付け取外しは他の機器を取外さないでも出来るようにすること。 
?各油圧機器のドレンは他の戻り管と結合しないこと。 
?配管系の必要個所に点検用接続口を設けるが、図面指示以外には付けない方がよい。 
?予備ポンプの他用途への共用配管は避ける。 
(4)配管工事の注意事項 
?パイプの切断にはパイプカッタや鋸を使用し、アセチレンガスやアーク等を使ってはならない。配管中に溶接津が入ると同時に溶断部付近に酸化膜が多量に生じ、これが後で運転中剥離して故障の原因になる。 
?パイプを曲げる場合はなるべくベンダを使い、曲げ半径を管径の3倍以上にすること。また、シーム部分は真上又は真下(中心線上)におくこと。 
?高圧の場合は電気溶接で三層盛りとし、一層めはアンダーカット出来る程度に盛り込み、スラグを除去してから二層、三層で仕上げる。 
?配管は通路等を通り最も長いパイプの所から始める。 
?ねじ込み方式の接続は完全な油洩れ防止が困難なため、特に高圧管は避けた方がよい。止むを得ずねじ込み方式を使う場合にはテーパー部に対して予めねじ部の増し締めが出来るように計画すべきであり、ストレートねじに対しては必ずOリングを使用してシールすべきである。 
  
  
  
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