プログラムに共通する流れとしては、1日かけてひとつのテーマのプログラムを行うことになっている。また、ひとつのテーマにつき、説明と実際にフィールドに出ての活動、つまり知識と体験とのバランスをとるように計画されている。そして、最終日に環境と自然に関連させて野外学習結果をまとめることにより、単なる体験に終わらせず自然と環境について考えるきっかけを与えている。
(2) ボストンフォレストのアクティビティーのメニュー
ボストンフォレストはウィスコンシン州スティーブンポイント学校区につくられた森林の中の野外センターである。この学校区では、環境教育の一環として区内の小学校1・3・6年生が、年に1回はこの野外センターを訪れ、レンジャーの指導を受けることになっている。子供達は、1日このセンターで、地元の自然環境について学ぶことができる。
表5−4 ボストンフォレストにおけるアクティビティー(Boston
Forestより)
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