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4.日本の現状と今後の可能性

(1)教育現場における環境教育認識の現状
日本国内における小中学校教員の環境教育に対する意識を調べるために、アンケート調査を行った。アンケートは、埼玉県内の全小中学校1,261校(小学校839校、中学校422校)に対してそれぞれ教員の人数分(小学校18,871名、中学校12,363名合計31,234名)郵送し、アンケートに記入後学校でまとめて返送してもらう形をとった。アンケートは1996年10月31日に各学校宛に送付し、12月9日を締切とした。その結果、小学校366校4,059名、中学校173校2,109名の合計6,168名(19.7%)の有効回答を得ることができた。これらを集計・分析した結果を以下に述べる。
1)アンケートの内容
アンケートは10の質問項目からなり、全て選択式とした。質問項目は以下の通りである。
1.環境教育に関心がありますか?
□関心がある □関心がない □わからない
2.環境教育は全教科を通して重要な部分を占めると思いますか?
□占めると思う □占めるとは思わない □わからない
3.環境教育にご自分の授業の中で取り組んでいますか?
□取り組んでいる(→4へ進む) □特に取り組んでいない(→6へ進む)
□取り組む予定である(→4へ進む)
4.いつ、どのようなテーマで環境教育を行っていますか?(予定ですか?)
<環境教育を行う時間は?>(複数回答)
□一科目・あるいは複数科目(科目:)
□課外授業( )
□その他:
<どのようなテーマに力を入れていますか(予定ですか)?>(複数回答)
□ゴミ拾い □花いっぱい運動(ひとり一鉢運動) □農作物の栽培 □自然体験
□愛玩動物の飼育 □除草作業 □巣箱かけ □放虫放流活動 □ボランティア活動
□水質問題 □大気汚染 □公害問題 □騒音問題 □酸性雨 □地球温暖化
□オゾンホール □砂漠化 □種の絶滅 □リサイクル □資源問題 □自然保護
□自然のしくみ □生きものの種の多様性 □人口問題

 

 

 

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