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水辺の植物群落を探る?荒川中・下流域における河畔植生の組成・構造とその環境要因?

 事業名 生態系保護に関する調査及び教育実践
 団体名 埼玉県生態系保護協会 注目度注目度5


 

現在ヨーロッパやアメリカ合衆国では「ヨーロッパ・エコロジカル・ネットワーク」や「ワイルドランズ・プロジェクト」といった大陸レベルでの自然環境のネットワーク化が進行中である(日本生態系協会、1995、「エコロジカル・ネットワーク」を参照)。またアメリカ合衆国のフロリダ州では同時に地域レベルでの自然環境のネットワーク化が図られつつある。フロリダ州の場合、州の自然環境の現状と将来の最終復元目標が図化されるとともに、ネットワーク化を図る上で重要となる自然環境の抽出、さらに10年後および20年後といった中期的かつ具体的な自然環境復元計画が策定され、現在、実行段階にある。
我が国では、地方自治体ごとに環境基本計画が策定され、自然環境のネットワーク化計画は存在するものの、残念ながら現状では実効性を伴っていない。
基本的に河川は、生物にとって最も重要な水という資源の流れによってネットワークされた存在である。また水際から氾濫原にかけての堤外地には公有地が多くある場合があり、河川によっては陸域で自然環境のネットワーク化を進めるよりも容易であることが予想される。問題は本来生育すべき種や群落が生育できるハビタットをいかに広い面積で、かつ連続的に配置できるかということである。堤外地のすべてを自然環境復元に供することができればことは容易に進むが、残念ながら今日の日本の河川では難しい。そのため、これまでの島嶼生物学や保全生物学的な知見に基づいて、どこにどの程度の面積でハビタットを復元すればより効果が得られるのかを検討することが、ネットワーク化に当たっての今後の課題となろう。今後は、フロリダ州のネットワーク計画などを参考に、水辺および陸域を含めたハビタットのネットワーク化を効率的に進めることを目的とした、自然環境復元計画を策定することを試みていきたい。

 

 

 

 

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