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水辺の植物群落を探る?荒川中・下流域における河畔植生の組成・構造とその環境要因?

 事業名 生態系保護に関する調査及び教育実践
 団体名 埼玉県生態系保護協会 注目度注目度5


 

?B地下水位の時間的変動
5つの群落タイプについて各群落タイプ内での平均値を用いて、地下水位の時間的変動を調べた(図2−18)。測定期間中の各群落タイプの地下水位を降水が少なく最終的に安定したと思われる11月26日の平均値で比較して見ると、ハンノキ−ヨシ型、(12.7cm)、ハンノキ−クサヨシ型(27.7cm)、ハンノキ−カナムグラ型(46.8cm)、エノキ−ジャノヒゲ型(57cm)、クヌギ−ジャノヒゲ型(78.6cm)の順で並んでいた。ハンノキタイプのなかでもハンノキ−ヨシ型は比較的地下水位が浅く変動の幅も小さい。これに対しハンノキ−カナムグラ型はハンノキ−ヨシ型に比べ地下水位は深く、変動の幅も大きかった。ハンノキ−クサヨシ型はこれらの2つの群落型の中問的な値を示した。エノキ−ジャノヒゲ型では30〜60cm、クヌギ−ジャノヒゲ型では70〜90cmの範囲で地下水位が変動していた。台風により降雨の集中した10月初旬では、ハンノキタイプ14プロットのうち8プロットで冠水が見られたが、エノキタイプ、クヌギタイプの両タイプではどのプロットにおいても冠水は見られなかった。この台風の後は11月下旬までほとんどのプロットで地下水位は深い方へと変動していく傾向が見られた。

 

071-1.gif

図2-18 時間の推移にともなう群落タイプ別地下水位の変動

 

 

 

 

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