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水辺の植物群落を探る?荒川中・下流域における河畔植生の組成・構造とその環境要因?

 事業名 生態系保護に関する調査及び教育実践
 団体名 埼玉県生態系保護協会 注目度注目度5


 

またこれらの環境要因を群落タイプ別に比較したものを図2−17に示した。地下水位はハンノキ−ヨシ型(15-7cm)、ハンノキ−クサヨシ型(26.3cm)、ハンノキ−カナムグラ型(31.2cm)、エノキ−ジャノヒゲ型(47cm)、クヌギ−ジャノヒゲ型(79?p)の順に深くなっていった。このときの地下水位の値は調査期間中の平均値である。その結果クヌギ−ジャノヒゲ型と他の4タイプとの間に各々有意な差が見られた。炭素量についてはハンノキ−カナムグラ型とハンノキ−ヨシ型との間にのみ有意な差(p=0.014)が見られ、ハンノキ−ヨシタイプに比ベハンノキ−カナムグラタイプで有意に炭素量が多かった。窒素量およびC/N比では各群落タイプ間で有意な差は見られなかったが、ハンノキ−ヨシタイプが他のタイプに比べ低い値を示す傾向が見られた。

 

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図2−17群落タイプ別環境要因の変化

 

 

 

 

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