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(6)潜在危険性の指針番号は、現行では3桁又は4桁(物質によってはP(Po1ymerization hazard under conditionss)の記号が付加されているものがある。)となっているが、現コーディング・シートは2桁であるので、今後、コーディング・シートの改正が望まれる。

(7)蒸気圧の単位については、3.「hPa」、4「kPa」を付け加える事とする。

(8)シクロヘキサノン及びシクロヘキサノールの混合物については、MARPOLと海洋汚染防止法で違いがあるのでHARPOLについては、D類とし海洋汚染防止法については「その他」とする。

(9)消防法の記載について、消防法の危険物に該当する物質がどうか不明なものは、無記入とする。

(10)MFAGの表No.030,040はそれぞれHFAG第4.2項、4.3項を参照し、No.050はNONEを表す。

(11)品名の英文を書ききれないものについては、記号「-」を付して、14別名の欄に記載することとする。

(12)現在の49CFRは、基本的にIMDGコードと同様の内容になっているため、当該箇所を空欄とする。

3.3危険物性状等データ・コーディングシートのコードの内容の修正

現在の危険物性状等データ・コーディングシートのコードの内容は、現行規則に、一致していないため、今後、改正する必要が有り、改正の必要な項目について表5にまとめた。

3.4危険物性状等データ・コーディングシートの例

今回作成したデータ・コーディングシート185品目の中から例として13品目を表6に示した。

 

 

 

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