西井/皆様こんにちわ。秋も日ごとに深まり、山々 の紅葉も一段と色増してまいりました。本日は、 ようこそシンポジウムにご参加頂きまして、ありがとうございます。今日第一部、明日第二部と2日間にわたり、「高齢社会における聞こえの保障
と健康」のテーマでのシンポジウムを開催いたします。
どうぞ2日間、有意義にお過ごし頂きたいと思います。
司会を担当させていただきますのは、兵庫県難聴者福祉協会広報部長川野勝文、そして私、宝塚中途難聴者の会の西井幹子が務めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
OHPを担当して頂きますのは、要約筆記、宝塚サマリーの皆様、手話通訳は兵庫県手話通訳センターと、宝塚市手話サークル連絡会の皆様方です。ご協力よろしくお願いいたします。
それでは定刻になりましたので、只今から第1日目、第1部の開会セレモニーを行います。
川野/開会のことばを実行委員長、全難聴高年部長を務めています兵庫県難聴者福祉協会会長大上清が申し上げます。
大上/ただ今ご紹介頂きましたシンポジウム開催の実行委員長を務めさせて頂いております、地元兵庫難聴者協会会長で、全難聴の高年部長を務めております大上と申します。
この度、全難聴が日本船舶振興会の補助事業としまして実施しました、シンポジウム「高齢社会における聞こえの保障と健康」につきましては、厚生省をはじめ、兵庫県当局、そして地元宝塚市、関係諸団体の温かいご支援を頂きまして、また同時に、ご多忙にもかかわりませず、快く講師などをご承引頂きました先生方のお陰で、無事こうして開催にこぎつけることが出来まして本当に喜んでおります。しかも本日は、私達難聴者、中途失聴者のために、平素よりご支援ご指導を頂いております厚生省の川井社会参加推進室長様をはじめ、ご来賓の皆様、そして私達を支えて活躍頂いてお
ります要約筆記ボランテイアの皆さん、また、このシンポジウムの開催の主旨にご賛同頂き参加下さいました老人クラブ連合会の皆さん、なお聴覚障害者の情報