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5.4新しい波浪予測モデルの現地検証

5.4.1波浪予測モデルの概要
1)概要
図5−4−1に沿岸気象海象情報配信システム(COMEINS)で用いるポイント波浪予測計算フローを示す。
当波浪予測システムの計算過程は、沖波の推算、浅海変形計算、実測値による修正の3過程に分けられる。ここではCOMEINSの波浪ポイント予測システムの計算過程の概要を示す。
表5−4−1に波浪ポイント予測システムの仕様を示す。波浪予測計算は、気象庁から(財)気象業務支援センターを通じてオンラインで送信される、波浪数値予報格子点データを用いて1日2回行われ、特定ポイントに対する予測値と平面的な波浪分布の予測値について何時間先まで計算するかを分けている。
特定ポイントに対する予測値は、毎日21時を初期時刻とするものは192時間先まで、9時を初期時刻とするものは72時間先までの波浪予測値を算出する。

 

表5−4−1 波浪予測システムの予測仕様

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