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不十分であるという課題を持っている。
ここでは新たに得られる運輸省港湾局による全国51ヶ所の波浪実況データを有効に用いて、以下の観点からより高精度の波浪予測情報を提供する手法の開発を行った。
a.予測地点の海岸地形、水深の影響を考慮した波浪予測値の算定手法。
b.最寄りの波浪実況値から、既に提供されている波浪予測値をより実況値に合致するように修正する手法。

 

1.3 研究開発の経過

この研究開発を推進するにあたり、(財)沿岸開発研究センター内に次の委員会を設置して、研究計画の策定、研究経過の検討を行った。
平成8年度
「沿岸域等における波浪情報の活用手法の研究」委員会
委員名簿
委員長 高山知司 京都大学防災研究所 教授
委員 細田龍介 大阪府立大学海洋システム工学科 教授
〃 勝田穂積 運輸省港湾局技術課 技術指導官
(平成9年1月6日付けで異動があり後任の寺内潔氏に交代)
〃 小島朗史 運輸省港湾技術研究所水工部 部長
〃 永井紀彦 〃 海象調査研究室長
〃 佐藤恒夫 運輸省第二港湾建設局鹿島港工事事務所 所長
〃 長坂昂一 気象庁気候・海洋気象部海務課 課長
〃 高田政幸 気象庁気候・海洋気象部海上気象課 調査官
〃 増田忠亮 東京都港湾局 離島港湾部長
〃 森好生 (社)埋立浚渫協会 土木第一部長
〃 副島毅 (財)日本気象協会 常務理事
〃 市川雅史 〃 海洋調査課長
〃 佐野昭 (財)沿岸開発技術研究センター 常務理事
事務局 田所篤博 (財)沿岸開発技術研究センター波浪情報部業務第一課長
〃 鈴木善光 〃業務第二課長
〃 松浦邦明 〃研究員
〃 河野信二 沿 岸海洋調査?解析調査課 課長
〃 町田光男 東芝情報システム?システム事業本部 主任

 

 

 

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