
(4)動的シミュレーション及び運用条件
章3.3.(2)で示したシミュレーション用前提条件を元に、動的シミュレーションを行いターミナルレイアウトの成否、各機器台数の適当性を判断した。まず、シミュレーションを作成するに当たり、以下に示す運用条件書を作成した。(運用条件案は平成7年度の資料を抜粋し一部修正した。)
?シミュレーション運用条件書
移載機方式
(a)ゲートイン/ゲートアウト
1)1オーダ分のゲートアウトデータ及びゲートインデータを30分母に読み込む。
2)データ読み込み時点でコンテナの格納場所を決定する。コンテナ格納場所の決定法
コンテナタイプが一致し、かつ用途(空、ロード待ち、アンロード待ちゲートイン待ち、ゲートアウト待ち)が一致する場所を乱数を用いて決定する。但し、レーンについては21〜40レーンとする。
3)飲み込んだ1オーダ分のデータについてゲートアウトするコンテナ数分トラックを占有後、ゲートインするコンテナ数分トラックを占有する。(トラックを占有出来ないコンテナはトラック占有のための待ち行列に入り、占有出来るのを待つ。)
4)占有されたトラックはゲートヘ移動する。
(ゲートアウトの場合)
5)空のトラックはゲートから陸側移載機へ移動する。
この時ゲートアウト用にAGVを占有し、前のオーダのゲートイン用AGVの占有が済んでから占有したゲートアウト用AGVを陸側AGV<−>親台車用移載機まで移動させる。
また、親台車を占有し、各レーン毎のステーションヘ移動させる。さらに、子台車を占有し、コンテナ格納場所へ移動させる。
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