
か、たびたび確かめること。- 7.
- ひとつのタンクヘの流入量を減らした時には、他のタンクヘの流入量が増加していることを忘れないこと。
- 8.
- 積切りタンクの送油量を減らす場合、船内のバルブのみで操作しないで、前もって打ち合わせた方法で余裕をもって相手側へ連絡し、送油速度を落としてゆくこと。
- 9.
- 積荷が終了したならば、すぐに相手側に連絡し、相手側が送油を停止したことを確認してから、各バルブを閉めるなど燃料油の補給作業が終了した時と同じような注意を払うこと。
(4)揚げ荷役 <揚荷準備>
一般的な注意事項のほか - 1.
- すべての海水バルブや送油管系に関連するバルブを全部閉め、必要なバルブを揚荷位置にセットし確認すること。
- 2.
- 相手側と揚荷量、連絡方法などについて十分に打ち合わせること。
<掲荷作業>
- 1.
- 各タンクから、オーバーフローの危険がなくなったら、適度なトリムをつけて行うこと。
- 2.
- 相手側から受入れ準備完了の知らせがきたならば、マニホールドバルブを開き、カーゴポンプを低速で始動、各部の状態が良好であることを確認してから吐出弁を徐々に開いて所定の送油圧カまで上げてゆくこと。
- 3.
- 揚荷中は、たえずポンプ、パイプ(ホース)の接続部、送油圧力に注意し、油洩れのおそれのあるところを十分に監視すること。

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