2.シンポジウムの概要
1)基調講演 ◆テーマ 「バスの可能性と期待」 ◆講演者 東京大学大学院工学系研究科教授 太田勝敏 ◆講演概要
(1)背景―都市交通のパラダイムシフト― ?@車依存社会への反省 ?A持続可能な都市交通(モビリティ)への志向 (2)公共交通におけるバス ?@マルチモーダル都市交通システムにおける公共交通とバス ?Aバスの特性とサービス分野 ―乗合、少・中量旅客輸送システム(柔軟性) ―展開方向 ○中・大量輸送
○短距離輸送 ○低密度輸送 (3)新しい魅力あるバスサービスの可能性 ?@改善の方向―〇ハイクオリティ ○低コスト化 ○わかり易く使い易いサービス ○利用者にやさしいシステム ○環境にやさしいシステム
○都市にやさしいシステム
?A技術可能性(車両・交通路・運行管理システム)から社会的可能性へ ?B都市づくり、地域経営の視点からの合意形成 (4)海外事例(スライド)―まりづくりの視点からのバスサービス改善― ?@都心の活性化、再生への支援 ●デンバー(米国)のトランジットモール ●シアトル(米国)のマジック・カードとバストンネル ?A幹線バスシステムによるサービス改善
●台北(台湾)のバス専用レーン(公車専用路)システム(ネットワーク) ●オタワ(カナダ)のトランジットウェイ(バス専用道) ●エッセン(ドイツ)のガイドウェイバス ?B総合的都市計画、土地利用計画での一体化 ●クリチバ(ブラジル)のバス体系と軸状開発コンセプト
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