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2)啓発ビデオの大枠

 

啓発ビデオの制作にあたっては、

 

◆国内外の事例映像・画像やCGを多用することにより、「人・まち・環境にやさしいバス」のわかりやすい描出に資するものとする。
◆学識経験者(太田勝敏東京大学大学院工学系研究科教授)が出演し、解説を加えることにより、内容の深化と有効性・明確性の向上を図るものとする。

 

を基本に据える、
また、啓発ビデオの視聴対象は、行政関係、バス事業者関係はもとより、教育関係および一般市民(とくに成人)等を想定する。
なお、啓発ビデオの構成項目は、次に示すとおり14の項目からなる。

 

項目
?@オープニング・タイトル
?Aバスの現状と問題点
?Bビデオのガイダンス
?C人にやさしいバス
?Dまちにやさしいバス
?E環境にやさしいバス
?F「人・まち・環境にやさしいバス」のまとめ
?G公共交通優先策(1)
?H公共交通優先策(2)
?I都市交通の中核としてのバス
?J都市政策の骨格としてのバス
?K総合都市政策の中のバス
?L全体まとめ
?Mエンドタイトル

 

主な内容
様々なバスが行き交う映像に音楽とタイトル文字。
バスの現状と問題点を提示。
問題提起とビデオのガイダンス。
スウェーデン・ボロースの福祉バス。
武蔵野市のムーバス。
環境対策の日本での実例。
太田教授の解説。
海外の電気バスをスライドで紹介。
住民投票で公共交通優先策を選択したスイス・チューリヒの事例。
奈良市・学園前駅のマイカー規制の事例。
都市交通の中核としてバスを活用する海外事例をスライドで紹介。バスの専用道を設けるカナダ・オタワの他、ガイドウェイバス、トランジットモール等をスライドで紹介。
都市交通の骨格としてバスを位置づけるブラジル・クリチバの事例をスライド紹介。
環境対策の観点から交通政策を実施するドイツ・フライブルグの事例。
太田教授による全体総括とバス活性化への提言。
様々なバスの映像と音楽。

 

 

 

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