?V.啓発事業の基本骨子と大枠
バス交通の現況およびバスの役割・ポテンシャルを踏まえ、ここでは本事業の目的である啓発活動の推進に向けた基本骨子および大枠についてとりまとめる。 1.啓発活動の基本骨子
1)啓発活動の基本コンセプト 前章で、バスの有する役割・ポテンシャルを有効に展開していくためには、バス交通が地域にとって「共同の乗り物」という意識の醸成が前提条件として導かれた。そこで、啓発活動の推進にあたっては、 ―公共交通“バス”の必要性・重要性等をはじめとした社会的意義の国民への啓発― を基本コンセプトとして設定した。 2)啓発活動の方策 啓発活動を有効に展開していくためには、話題性やPR効果を擁する方法・手段を採ることが求められていることから、啓発活動の中枢として、 ◆シンポジウムの開催 を掲げた。 さらに、シンポジウムの開催を契機として、バスの社会的意義を国民に広く波及させるため方策として、 ◆啓発ビデオ ◆啓発パンフレット をそれぞれ作成し、啓発活動の継続的な展開を図ることとした。
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