3.バスの役割・ポテンシャルのまとめ
以上のバスの役割およびポテンシャルについて整理すると、その基本的事項は、 バスは、都市部・地方部のいずれにおいても、公共交通の重要な機能の一翼を担い果たしており、今後、その柔軟性や汎用性を活かした新たな交通サービスの展開が可能であり、とくに地方部の公共交通においては相当な潜在的役割が期待される という点にまとめることができる。 そして、こうした役割・ポテンシャルを十分に発揮し、具現化していくためには、 ◆利用者の多様なニーズ対応したバスの守備領域の拡大および存在感の向上が必要であり、 さらにその前提ともいえる要素として、 ◆バスが地域自身の共同の乗り物であるという認識の醸成が不可欠な条件として求められる。
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