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4)乗車効率および乗車密度

 

乗合バスの乗車効率についてみると、昭和40年度から昭和60年度にかけて減少していたものの、それ以降は下げ止まっている。
一方、乗車密度は、乗車効率と同様の傾向を示し、平成6年度の全国平均値では11.2人となり、運行回数を考慮しなければ、第2種生活路線に相当する乗車密度となっている。

 

図?T−4 乗合バスの乗車効率の推移(昭和35年度〜平成6年度)

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図?T−5 乗合バスの乗車密度の推移(昭和35年度〜平成6年度)

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5)バス利用者層

 

交通手段別利用率について年齢階層別に概観すると、平成4年度における65歳以上の高齢者層のバス利用率は、平日で6.7%、休日で5.1%であり、全年齢層の利用率(平日3.7%、休日2.6%)に比べ、約2倍程度に達しており、鉄道の利用率と逆転している。

 

表?T−1 年齢階層からみた交通手段別利用率の変化(昭和62年度・平成4年度)

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(注)上段の数値は65歳以上、下段の数値は全年齢層.
(資料)『全国パーソントリップ調査』(建設省)

 

 

 

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