日本財団 図書館


 

2)公共交通機関別旅客輸送分担

 

旅客輸送人員の機関別分担率をみると、平成6年度で鉄道(JR+民鉄)が72%と高いウエイトを占め、乗合バス(19%)、タクシー・ハイヤー(9%)がこれに次いでいる。
その推移は、鉄道が拡大傾向を示しているのに対して、乗合バスは縮小傾向を示している。

 

図?T−2 公共交通機関別旅客輸送人員分担率の推移(昭和58年度〜平成6年度)

005-1.gif

 

3)乗合バス輸送人員

 

乗合バスによる輸送人員は、昭和45年頃をピークとして減少に転じ、昭和60年まで急激に減少してきたが、それ以降、減少の傾きは緩やかに推移してきている。
こうした傾向は、3大都市圏を除く地方部において顕著であり、輸送人員も昭和60年頃を境に3大都市圏を下回っている。また、3大都市圏での輸送人員は昭和60年以降ほぼ横ばいの状況にある。

 

図?T−3 乗合バス輸送人員の推移(昭和35年度〜平成5年度)

005-2.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION