2. 評価のための操船シミュレータ実験
来島海峡における航行状況を操船シミュレータに再現し、強潮流下の操船の評価指標の検証に資することを目的として実施した。 2.1 実験の方法 検証実験は来島海峡において、比較的操船が困難と言われている南流時の流況をシミュレータに再現し、「順中逆西」航法にしたがって任意の船舶を操船した。 そして、本調査で提案される強潮流下の操船の評価指標の検証に必要なデータを抽出した。 2.2 実験の条件 2.2.1 実験実施日および場所 実験実施目:平成8年11月12日(火) 実験場所:(株)郵船海洋科学本社 2.2.2 被験者 実験は内海水先人3名を被験者として実施した。 被験者に対し事前に航進目標、計画経路についてヒアリングした。得られた計画経路は実験結果の航跡図中に示した。 2.2.3 対象船舶 要目 対象船舶(操船した船舶)として表?−2−1に示す貨物船を使用した。 表?−2−1 対象船舶
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