1.4 流況図の作成と修正
デジタル化された調和定数のデータベースは電子計算機を使用することで容易に推算と図化することができ、春秋の平均大潮期の流況ならびに任意時における流況の表現が可能となる。(図?−1−5および図?−1−6)
しかし、陸岸部や入り込んだ地形部では流況の再現性に若干の相違が生じてくる。このような場合は、想定流線に沿って分潮の周期性を利用して楕円軸を変化させ振巾と遅角を修正した。
図?−1−1 既存の観測点
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