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(4)順中逆西航法

 

1)回答者の経験から判断した順中逆西航法をとる理由

 

表?−5−8経験から判断した「順中逆西」航法の理由

 

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?中水道は比較的変針量が少なく順流時の航行が望ましいため。
?西水道は中水道に較べ大きく変針しなければならず逆流時の航行が望ましいため。
?その他。
その他の意見には、「中水道は可航幅が狭く逆潮時の航行は危険」というものが多い。

 

2)順中逆西航法で危険なこと。

 

表?−5−9「順中逆西」航法で最も危険なこと

 

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?南流時、航路の出入口付近で入出航船の針路が交差すること。
?南流時、中水道を順流で航行する船舶が舵をとられて大きく南下し、西水道を北上する船舶と右舷対右舷で接近すること。
?憩流時、またはその前後において、狭い水道内およびその付近で行会い状態が発生すること。
?その他

 

その他の意見には、「航法を知らない船舶、特に外国船の存在」、「低速船や操業漁船による航路の閉塞」などが見られる。

 

 

 

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