日本財団 図書館


人文資源

・ 地理的・歴史的な背景から、島々独特の風俗・行事・芸能などの民俗の 慣習・文化遺産が伝承されている。

・ エイサー、ハーリー、大綱引きをはじめとする伝統行事は沖縄各地で 盛んに行われており、壷屋焼(陶器)・紅型(染織物)・堆錦(漆器)・琉球ガラス に代表される伝統工芸も有名である。また、芸能の島 沖縄を表すように、 三線とひき手によるうたが中心の「古典音楽」、能楽や歌舞伎と並んで 国の重要無形文化財に指定されている「組踊」、空手に代表される「古武術」等の 芸能全般も盛んである。

・ 東南アジアの国々との交易の影響から、様々な食のスタイルを 見ることのできる沖縄食文化は、医食同源・不老長寿の思想にあり、 那覇市の数々の公設市場(マチグァー)は、那覇観光の立ち寄りポイントとなっている。

  (2) 観光利用状況

・ これといった産業の乏しい沖縄県にとって、観光産業の伸びは著しく、 平成5年度の県外受取に占める観光収入の割合も16.1%と、財政移転を除いて 最も大きい比率を占めている。(図?ー10)

・ 亜熱帯海洋性地域として、独特の自然景観に恵まれ、冬も暖かく、 加えて特異な文化遺産・伝統能芸があり、訪れる観光客は年々増加している。 沖縄海洋博覧会の開催された昭和50年には、観光収入も前年度の2倍を記録し、 以後も年々国の内外から観光客の数を増やしている。

・ 平成7年の観光客入込数は、3,729千人おり、前年より、2.8%増加している。

・ 県外客:県内客比では、87.9:12.1となり、ほとんどが県外客で占められている。

・ そのら県外客については、以下の利用状況観光動態があげられる。

・ 空海路別入域観光客比では、空路:海路=97.5:2.5で、 ほとんどの観光客が航空を入域手段としている。

・ 入域観光客では、東京が35.9%、阪神20.1%、福岡13.4%、鹿児島4.8%となっている。

・ 四半期別では、春(4〜6月)が22.0%、夏(7〜9月)が28.7%、 秋(10〜12月)が25.0%、冬(1〜3月)が24.3%となっており、 8月(11.9%)、3月(9.7%)、7月(9.3%)、11月(9.3%)の3季にピークが見られる。

・ また、航空機の乗客に対する平成6年の旅客アンケートによると、 県外客の滞在日数は、「2泊3日」62.8%、「3泊4日」18.6%、「4泊5日」5.9% 等となっている。(有効回答41,850人)

・ 地域別入込状況では、本島がほぼ9割を占め、島しょ部では、 宮古島3.6%、石垣島3.0%、西表島2.2%等となっている。
  本島では、那覇24.6%、恩納海岸16.7%、中部13.9%、南部11.1%、 本部半島9.0%、名護7.9%、金武・宜野座3.0%、国頭2.2%等となっている。  (有効回答20,840人)

前ページ  目次へ  次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION